Organic Summit 2023–2024 〜いのちの輝きを未来へつなぐ、共鳴のフィールドづくり〜
Co-Creation & Social Regeneration
関係性 コミュニティ

富士山の麓・ふもとっぱら「まなびの森」にて開催された Organic Summit。それは単なるイベントではなく、人と人、人と自然、そしてすべての生命のつながりを思い出し、再び結び直していく場として生まれ、育まれてきました。
コンセプト:
地球と向き合い、響き合う時間
「オーガニックサミットは、地球と向き合う時間」この言葉に込めたのは、オーガニックを単なる食や農の枠を超え、生き方そのものとして捉え直す視点でした。自然の恵みを感じながら、土地や季節の巡りとともに生きる。生命力あふれる食材を味わい、人と語らい、音や身体を通して響き合う。その中で、私たちは思い出していきます。自分が「切り離された存在ではない」ということを。

2023年:
構想が現実となったはじまり
2023年の開催は、一つの“言葉”から始まりました。
富士山の麓で、同じ想いを持つ人々が集い、語らい、響き合いながら、それぞれが未来へつないでいく力を持ち帰る場。
まだ想像に過ぎなかったこのコンセプトは、多くの人の関わりによって育まれ、当日、豊かな現実として立ち現れました。会場には、
- 食・農・クラフト
- ワークショップやリラクゼーション
- 音楽ライブ
- 映画上映やトーク
- 動物とのふれあい
といった多様な体験が広がり、そこに集った人々のあいだで、自然とつながりが生まれていきました。それは、単なるイベントの賑わいではなく、関係性が回復し、新たな循環が生まれる場でした。

2024年:
インタービーイングという深化
2024年のテーマは「インタービーイング(相互共存)」。
インタービーイングとは、すべての存在は独立しているのではなく、互いに依存し合いながら存在しているという理解です。私たちが日々口にする食もまた、
- 大地の恵みを受け取る
- それを届ける人
- 料理する人
- そして受け取り、生きる力へと変えていく人
そうした無数の関係性の中で成り立っています。この“つながりの全体”こそが、本来の「人間」の在り方であり、私たちはその中で生かされている存在です。この視点を軸に、サミットはさらに深化しました。
- 国内外の実践者による講演
- 映画上映(日本初上映作品を含む)
- 子どもたちの遊び場づくり
- アートや空間演出
- 多様な食とクラフト
それぞれが独立したコンテンツではなく、一つのフィールドとして有機的につながる場へと進化していきました。

多層的な関わり:
思想から実装へ
本プロジェクトにおいて私たちは、
- コンセプト設計
- パンフレット・チラシの文章全体設計
- テーマ提案(インタービーイング)
- 講演者の招聘・ホスト
- 講演会の企画・運営責任
- 映画上映企画(字幕制作・上映権調整・日本初上映)
- キッズエリアなど新規企画
といった、企画から現場実装までの広範な領域に関わりました。特に映画においては、単なる上映にとどまらず、言語や文化の壁を越えて届けるためのプロセスそのものを担うことで、場の質をさらに深める重要な要素となりました。

共鳴から生まれる循環
Organic Summitで起きていたのは、その場限りの体験ではありません。訪れた人の内側に、小さな種が残り、
- 自分との関係
- 他者との関係
- 自然との関係
が、少しずつ変化していく。そしてその変化が日常へと持ち帰られ、また新たな場所で芽吹いていく。それはまさに、インタービーイングの実践が静かに広がっていくプロセスでもあります。このサミットは、本来の「人間」としての在り方を再び育んでいくための、循環の起点となる場であったと感じています。
未来へ
この場を共につくり上げてくださったすべての方々に、深い感謝を込めて。それぞれの場所で芽吹いた種が、また新たなつながりと豊かさを生み出していくことを願って。
2023年の様子(映像)
当日の空気感や場の広がりは、ぜひ映像でもご覧ください。